このプロジェクトは、東京都多摩市で、
主に10~20代の子ども・若者たちが利用する拠点「まちのま」の運営と、拠点を通じたコミュニティづくりを行う取り組みです。
「まちのま」は、つくり、ともに過ごす場です。何かをさせるでも、してあげるでもなく、ともにいること。
肩の力をふっと緩めて、あそぶ・やすむ・まなぶ・つくるといった体験と感情を共有すること。
それらを通じて、この人になら頼ってみようと思えるつながりや、
自分と他者の存在そのものを大切にするまなざしが広がることを願っています。
まちのまプロジェクトは、「まちのま」という拠点をハブにして展開します。
拠点の中だけで完結するのではなく、そこで体現された「やさしい間」のエッセンスが、
じわじわとまち全体へ染み出していくことを目指し、2つの活動を両輪として進めていきます。
拠点での活動
多様な人が交わり、
ともにつくる「まちのま」
10代・20代のための「ユースセンター」を中心に据えつつ、誰もがふらっと立ち寄れる余白を大切にした拠点です。提供者と利用者(消費者)の関係ではなく、子どもや若者を中心に、みんなで一緒に過ごし方をつくっていくプロセスを大事にします。拠点にいるリンクワーカーが、訪れる人とまちの多様な人や資源とをつなぐことで、「まちのま」を起点に多様で豊かな「間」を育みます。
まちへ広がる活動
「ひとりの人」として
関わるための、まなびの機会
PIECESが約10年取り組んできた「Citizenship for Children」をベースに、誰もがその人なりの市民性を発揮して地域に関わるためのプログラムを実施します。ここで学んだ人たちは「まちのま」で活動することもあれば、それぞれの日常のなかで市民性を発揮することもあります。拠点からあふれたやさしい間が、まちのあちこちに染み出し、豊かな景色をつくっていくための活動です。
目指す未来
まちのまプロジェクトが目指すのは、
一人ひとりのまなざしや関わりから生まれる
「やさしい間」がまちの日常に溶け込んでいる未来です。
子どもや若者が、評価やジャッジを気にせず、
自分の願いを大切にしながら生きていけること。
年齢や立場を超えた多様な人たちが、
それぞれの違いを抱えながらも、ひとりの人として響き合い、
ともにいられること。
多摩のまちの片隅に生まれる小さな「間」から、
孤立をなくし、誰もが「ただ、そこにいていい」と思える豊かな景色を、
少しずつ、みんなでつくっていきたいと願っています。